TikTokの運用代行会社は、世の中に無数にあります。
本記事では、そんな代行会社の中でも支援が手厚かったり、効果的な運用をしてくれたりするところを12社ピックアップしました。
TikTokの運用を専門家に支援してもらうことを考えている方は、ぜひお役立てください。
もくじ
TikTok運用代行の費用相場
TikTok運用代行には「月額固定型」と「成果報酬型」の2つの料金形態があり、それぞれで費用相場は変わります。
固定報酬型
依頼する業者やプランなどで変動しますが、固定報酬型の費用相場としては
- 初期費用：0万円～50万円
- 月額費用：5万円〜100万円
となります。
現在、TikTok運用代行では、固定報酬型が主流です。そのため、TikTok運用を外部に委託することを考える際は、同時に上で示した費用を念頭に置いておきましょう。
ただし、具体的な費用は業者によって大きく異なりますので、費用を詳しく知りたい場合は、見積もりを取ることをおすすめします。
成果報酬型
固定報酬型と比べると少ないですが、成果報酬型でTikTokの運用を支援してくれる業者もあります。この場合、初期費用や月額費用がかからない一方で、
- 1フォロワー獲得につき100円～
- 1CVが発生するごとに数百円～
という課金形態になることが多いです。
ただし、正確に成果をチェックするために、マーケティングツールの導入や計測URLの発行などが必要になり、そのための導入費用として最初に費用が発生することもあります。
TikTok運用代行のメリット
リソース不足を解消できる
TikTok運用では、ターゲット選定からアカウント設計、コンテンツ企画・制作、データ分析、改善施策の実行など、やるべきことがたくさんあります。
しかし、企業がTikTokを運用するときは、リソースが不足しているケースが多く、それらの施策を円滑に進めていくことが難しいのが実情です。
業者に支援してもらうことで、そうしたリソース不足を解消することができます。
成果を期待しやすくなる
TikTok運用に関する情報は、インターネット上にあふれています。そのため、独学でTikTok運用のノウハウを学び、自力で運用している担当者も少なくありません。
ですが、業者は今までの運用実績から成功パターンを熟知しています。支援してもらうことで、失敗リスクを抑えながら成果を期待できる運用に取り組めます。
TikTok運用のノウハウを身に付けられる
業者は、支援を通じてオリジナルの運用メソッドを共有してくれたりします。そうした知見に触れながら運用に取り組むことで、TikTok運用のノウハウを身に着けることができます。
運用担当者が一定のレベルまで育てば、社内でTikTokの運用を完結させることも可能になります。
TikTok運用代行のデメリット
コストがかかる
業者の導入には、一定のコストがかかります。先に触れた通り、固定報酬型の場合、多くの業者が導入のタイミングで初期費用を、毎月の運用で月額費用を設定しています。また、費用としては初期費用、月額費用ともに数十万円になることが多いです。このように、決して安いとは言えないコストがかかるところは、あらかじめ理解しておく必要があります。
業者によっては効果が出ない場合がある
代行会社やコンサル会社の中には、実績が少ないところもあります。実績が少ない＝成功パターンを理解しきれていない傾向にあるので、効果を期待できない可能性が高くなります。
サービスを提供し始めたのが最近であれば、実力がありながらも運用実績は少ないはずなので、必ずしも実績に乏しい代行会社会社に失敗するリスクがあるわけではありませんが、代行会社やコンサル会社の選び方には注意が必要です。
TikTok運用代行会社の選び方
実際に代行会社を選ぶ際は、次のポイントをチェックすることがおすすめです。
運用実績
ここは必ずチェックしましょう。運用実績を具体的に示してくれる業者は、実力だけでなく、信頼性も高いです。ただし、ウェブサイトなどではクライアントの事情で実績として掲載できない場合もあるので、実績を確認するときは商談時など、クローズドな環境で行なうことをおすすめします。
支援の内容
具体的にどのような施策を実行して自社の課題を解消し、成果に結び付けてくれるのかを確認することで、その業者がTikTok運用に精通しているのかどうか見極めることができます。具体的な施策の説明を求めているのに抽象的な施策の話しかしない業者は、運用経験の少なさからノウハウが足りておらず、成功法則を理解していない可能性があります。そうした業者を選ぶと、成果を出すことも難しくなりますので、業者を選ぶ際は施策の詳細を説明してくれる業者を絞り込むとよいです。
ただし、現状の課題やゴールなどを共有せずに施策の説明を求めても対応できませんので、施策の内容を聞くときは、あらかじめ業者に必要な情報や商談時に具体的な施策の説明をして欲しい旨を伝えるようにしましょう。
料金体系
業者によっては、実施するキャンペーンの内容に応じて料金が変わるシステムとなっています。そのため、どのような料金体系となっているのか、どのような条件で料金が発生するのかを事前にきちんと確認しておくことが大切です。料金体系の確認が曖昧であると契約後、思わぬ部分で料金が発生したりし、トラブルの元となります。
コミュニケーション
問い合わせや相談に対してどれくらいスムーズに対応してくれるか、運用結果の報告はどれくらいの頻度で実施してくれるか、運用に関わる最新情報はきちんと共有してくれるかなど、業者のコミュニケーションに関する部分も確認しましょう。
業者の中には契約後、連絡がほぼなく、問い合わせをしてもレスが遅いなど、コミュニケーションに問題がある業者もあります。そうした業者を選ぶリスクを抑えるためにも、事前にきちんとチェックしておくことが大切です。
ほかのSNSの運用可否
業者の中には、TikTokの運用だけでなく、InstagramやTwitterなど、ほかのSNSの運用を請け負っているとこもあります。もし、TikTok以外のSNSも運用していきたい場合、ほかのSNSの運用にも対応しているかどうかチェックしましょう。
おすすめのTikTok運用代行会社12社
ここからはTikTok運用代行会社を12社ご紹介していきますが、実際に見積もりを取る会社は3社程度にすることがおすすめです。
3社より少ないと、相場を把握しにくくなったり、料金交渉が難しくなったりします。また、3社より多いと、比較する業者の数が多くなり、どの会社に頼めばいいかわからなくなる可能性があります。
自社に最適な業者を見つけるためにも、相見積もりを取る際は3社、多くても5社以内にすることを意識しましょう。
ニナレル
ニナレルは、インフルエンサーマーケティング事業やSNS運用・広告運用をはじめ、幅広い事業を展開している会社です。TikTok運用代行においては、業界最安の月額5万円～サービスを提供しています。ニナレルの強みであるインフルエンサー、TikTokを起点にフォロワー数10万人以上の現役TikTokerを複数人アサインして撮影＋動画編集＋運用を行ないます。また、要望に応じて複数のプランが用意されていて、再生数補償制度やアカウント再作成制度など、安心の独自制度が設けられているのも特徴です。
料金
月額5万円～
スナップレイス
スナップレイスは、Instagramの運用や写真撮影代行などを提供している会社で、TikTok運用代行も手がけています。企業のTikTokアカウントをTikTokerなどのインフルエンサーを活用して運用します。1万名以上のインフルエンサーの中から、企業の商品・サービスに合うベストなTikTokerを選定して提案してくれます。
また、年末年始・土日祝日にかかわらず365日、24時間いつでも投稿・運用できる体制を整えているのも特徴です。
料金
運用代行フル：月額60 万円～（税別）
運用代行スタンダード：月額50 万円～（税別）
動画制作代行：月額40 万円～（税別）
テテマーチ
テテマーチは企業向けSNSマーケティング支援を中心としたビジネス展開をしている会社でTikTokの企業支援も行なっています。
TikTokネイティブであるZ世代を中心とした運用体制が特徴で、Z世代メンバーが中心となり企画提案や動画制作、アカウント運用を実行してくれます。
また、リアルなトレンドをキャッチアップするために、複数名抱える2000年以降のZ世代のインターンもサポートメンバーとし加わることにより、企業はZ世代のリアルな声やトレンド情報を直接収集しながら、効果的なTikTok運用に取り組むことができます。
料金
要問い合わせ
Star Creation
Star CreationはTikTokの豊富な経験と実績を生かし、TikTokを中心に影響力のあるクリエイターと共に、コンテンツの制作、TikTokなどのショートムービープラットフォームを活用したマーケティングソリューションを提供しています。
TikTokでのマーケティングやプロモーションの実施に関わるすべてをトータルでプロデュースします。企画内容の立案からプランニング、TikTokクリエイターのキャスティング、投稿動画の制作、オリジナル音源の制作、振付の制作、配信まで一貫して行ないます。
要望に応じて少額から依頼できるミニマムなプランから、大規模なプロモーションまで柔軟に対応してくれるのも強みです。
料金
要問い合わせ
pamxy
pamxyは各種SNSを活用した集客、ECサイトの構築など、マーケティング活動を包括的に支援している会社です。総フォロワー数180万人の自社SNSを保有しているため、圧倒的なリアルのデータ、ノウハウを活かした運用をしてくれます。
TikTokを伸ばしつつも、それだけに留まらず、YouTubeやInstagram、Twitterなど、あらゆるSNSも活用しながらマーケティングの戦略全体を支援することも可能なため、SNS全体の強化を検討中の方におすすめです。
料金
要問い合わせ
studio15（スタジオ15）
studio15は、TikTokに特化したプロダクションです。TikTok広告では多くの運用実績を持ち、バズ動画を生み出すコンテンツクリエイティブ力やマーケティング力を生かした柔軟な施策力に強みを持ちます。
TikToK運用代行では、自社アカウントを育成したい企業やブランドのために、KPI設計から動画制作、投稿管理までのSNS運用代行を一貫してサポートしてくれます。
また、クリエイターも多数所属しているため、プロジェクトに最適なキャスティングも可能です。
料金
要問い合わせ
CARAFUL
CARAFULは、国内で活躍するTikTokクリエイターの専属マネジメントに特化した事務所を設立し、TikTokクリエイターの活動に対して総合的なサポートを提供しています。SNSで人気のインフルエンサーを活用したマーケティングを強みとする会社です。
「人気クリエイターのキャスティング」「効果測定」「レポーティング」などをワンストップで提供することで、プロモーション効果の最大化を図ることが可能なため、TikTokクリエイターを活用して商品やサービスのPR活動を検討中の方におすすめです。
料金
要問い合わせ
DYM
DYMはWEBプロモーションをトータルでサポートしており、TikTokの運用代行マーケティングサービスも提供しております。
2021年8月より自社が運営するTikTokのアカウント『会社の同期が可愛いすぎる（略称、同かわ）』のフォロワー数が2022年6月に1万人に到達。TikTok運営ノウハウを活用し、企業向けのTikTokプロモーションを実行してくれます。
また、TikTokだけではなく、Webプロモーション全般のコンサルを任せることができるので、WEB事業全般を依頼したい方にもおすすめです。
料金
要問い合わせ
リーディングコミュニケーション
リーディングコミュニケーションはプロダクション事業、広告代理店事業、アプリケーション事業などエンターテイメントに特化した新規事業を展開している会社です。
TikTokを中心として活躍するクリエイターを育成しているので、TikTokerを使った商品やサービスのPRも可能です。
TikTokアカウントの運用代行では、目的に沿ったアカウントコンセプトを設計し、企画、撮影、編集、運用、分析まで包括的にサポートしてくれます。
料金
要問い合わせ
ウィニングフィールド
ウィニングフィールドは、ECサイトなどでWeb販促をしている物販企業、その他士業や講師業などの個人事業主の方々を対象としたWeb広告の運用代行サービス＆Webコンサルティングサービスを手がけ、TikTok広告の運用代行を提供しております。
業界やBtoB、BtoC問わず、人工知能（AI）による高いターゲティング精度を用いた広告運用が特徴のため、TikTok広告の出稿に興味のある方におすすめです。
料金
広告費が25万円未満の場合：月額5万円（税別）
広告費が25万円以上の場合：広告費の20%
Natee
NateeはTikTokマーケティングを提供している会社です。TikTokの活用とクリエイターアサインを軸とする独自性の高いソリューション提供を強みに置き、次世代へのアプローチを支援します。
「エンドユーザーを動かす」戦略にこだわり、購買や行動が生まれるコミュニケーションをプランニングすることで、クライアントに実利を提供します。
また、Z世代向けのブランド創造支援を行なっているので、Z世代向けのサービスや商品を提供したい方におすすめです。
料金
要問い合わせGROVE
GROVEはSNSで活躍する活躍するインフルエンサーが所属するプロダクション、およびインフルエンサーを活用したプロモーションを提供するマーケティング会社です。
所属しているクリエイターは比較的若い年齢層が多く、TikTok以外にもYoutube、Instagram、Twitterと様々なSNSに影響力のあるクリエーターが所属しています。
プロモーション先の選択肢が広がり、企画や商材に合わせて適切なプロモーションを行なうことが可能です。
料金
要問い合わせTikTok運用代行を利用すべき企業の特徴
最後にTiktok運用代行を利用すべき企業の特徴をご紹介します。
人員不足で運用できない
企業のTikTok運用では、基本的に在籍している社員が兼務でTikTokを運用するケースが多く、運用に割く人員が足りないという課題がよくあげられます。
そうした企業の中には、TikTokを運用したいと思いながらも人員不足で運用できないところも少なくありません。
TikTok運用代行を利用すれば、専門家が運用を支援してくれるので、社内の人員が不足していても、TikTokを運用することができます。
人員が足りず困っている方は、代行会社の導入を前向きに検討してみましょう。
成果を出すまでの期間を短縮したい
先にも述べましたが、代行会社やコンサル会社は、今までの実績から成功のセオリーを熟知しています。そのセオリーを取り入れてアカウントを運用してくれるので、成果が出るまでの期間を短縮することができます。
「早く成果を出したい」という方は、成果に向けて効率よく運用してくれる代行会社やコンサル会社の導入がおすすめです。
まとめ
代行会社やコンサル会社を導入すれば、TikTok運用の成功確率を上げることができます。「より確実に成果を狙いたい」「TikTokを新しい集客販売チャネルにしたい」などの要望をお持ちの方は、ぜひ自社のニーズを満たしてくれる代行会社会社に支援してもらいましょう。
