インスタグラムで良いプロフィールをつくりたい!文章づくりのコツから写真設定まで

プロフィール文

インスタグラムでペルソナ(ターゲット)から魅力的なアカウントだと思ってもらうためには、プロフィールの質を高くすることが重要になります。

インスタグラムというと、つい投稿する写真に目を向けてしまいます。

しかしそれ以前に、ペルソナから関心を寄せてもらったり、フォロワーになってもらったりするためには、プロフィールの完成度を高くすることが求められるのです。

では、どうすれば上質なプロフィールをつくれるのでしょうか。今回は、インスタグラムで良いプロフィールをつくるコツをご紹介します。

プロフィールはアカウントの第一印象を決定づける場所

プロフィールはファーストビューに表示される部分です。

ここでフォロワーになりうるユーザーに好印象を与えられなければスクロールされないため、いくら良い情報を投稿していても、それを見てもらうことはできません。

このことから、プロフィールはアカウントの第一印象を決定づけ、その後のユーザーの行動に大きく影響を与える場所、と言うことができます。

プロフィールですべてが決まります。フォロワーをうまく集められるかどうかもプロフィールの完成度で変わります。

あまり注目されませんが、インスタグラム運用においてプロフィールは、とても重要な部分なのです。

プロフィールのつくり方で重要な4つのポイント

では、実際にどのようにつくっていけば、クオリティーのあるプロフィールにできるのでしょうか。ポイントは4つあります。

  • 7秒と80%
  • プロフィール名
  • 上3行
  • 誘導

この4つのポイントを意識してプロフィールをつくれば、その完成度を高くすることができます。そしてユーザーに、自分はどんな人なのか、何の情報を提供しているのか、わかりやすく伝えられるようになります。

それでは、上記の4つのポイントをひとつずつ説明していきます。

7秒と80%

7秒とは、ユーザーがプロフィール文を読む時間のことを指します。

だいたい7秒で読めるくらいのボリュームでプロフィール文をつくれば、情報が不足したり、伝えたいことが曖昧になったりするリスクを抑えられます。

その結果、ユーザー理解を促すことができます。

逆に7秒を満たさないボリュームや、7秒を超えるボリュームは、ユーザー理解を阻害します。


・7秒に満たないボリューム
情報不足でユーザーが理解できない

 

・7秒を超えるボリューム
情報が多すぎて結局、何を伝えたいのか曖昧になる


「長すぎず」「短すぎず」がプロフィール文の極意なのです。

 

また、80%とはファーストビューでの離脱率をあらわします。プロフィールを見て、そのアカウントに興味が湧かなかったユーザーは、その80%がファーストビューで離脱します。関心を寄せてもらえなければ、一番見て欲しい投稿も一部しか見てもらえないのです。

したがってプロフィール文は、7秒で読める文章量にするのと同時に、フォロワーになりうるユーザーから「もっと見てみたい」と思ってもらえる内容にしなければなりません。

プロフィール名

プロフィールでは、ペルソナやフォロワーになりうるユーザーに、自分はどういう人なのか、ということをわかりやすく伝えることが大切です。

それを発信できる場所として最適なのがプロフィール名です。プロフィール名を工夫すれば、ユーザーに自分のことを瞬時にイメージしてもらうことができます。

では、具体的にどのように工夫すればいいのでしょうか。

ポイントは、プロフィール名に単語を入れることです。もう少し細かく言うと、プロフィール名に自分とペルソナに関係している単語を入れるのです。

たとえば、あなたが元保育士で、これから保育士になりたい18歳の女性にフォローしてもらいたいと思った場合、プロフィール名に「元保育士」など、保育士関連の単語を入れます。

こうすることで保育士になりたい18歳の女性は、あなたが保育士だったことを一瞬で理解できます。そしてプロフィールの中身を見て、興味を持てる内容であればフォローしてくれるでしょう。

このようにプロフィール名はペルソナの注意を引くうえで効果的に働いてくれるのです。またハッシュタグ検索で目立つ位置に表示されやすくなるというメリットもあります。

上3行

7秒で読めるプロフィール文をつくると、プロフィールに「続きを読む」というボタンが表示されます。

このボタンが表示された場合、プロフィールに表示されるのは上の3行ほどになります。なので、上3行で自分が何者なのか、どんな情報を提供しているのか。またペルソナの注意を引くメッセージを発信しましょう。

ここで発信する情報のヒントとなるのは、

  • 過去に関する話題
  • 現在に関する話題
  • ペルソナ向けの話題

の3つです。例をひとつご紹介します。

さきほどの例と同じく、あなたが元保育士で、これから保育士になりたい18歳の女性にフォローしてもらうことを目的にしているとしましょう。

この場合、上3行に記載すべき内容は、


・過去
元保育士

 

・現在
保育士の悩み相談コミュニティ会長

・ペルソナ向け
保育士が備えておきたい情報を発信しています。


この3つの情報を提供することで、保育士になりたい女性はあなたに興味・関心を持ちフォローしてくれるはずです。自分が何者なのか、どんな情報を提供しているのか、少ないスペースで伝えることを心がけましょう。

 

誘導

上の3行を読んであなたに興味・関心を持ったペルソナは「続きを読む」を押して、全文表示します。あなたのことについて、もっと知りたいと思うからです。そうしたペルソナに対して、プロフィール内でゴールへの導線を明確に示してあげることも重要になります。

また投稿を見たユーザーがスムーズにゴールに移動できるためにも、きちんと導線を設定しておきましょう。

誘導先は人によって異なります。DMなのか、ECサイトなのか、ハイライトなのか、事前に決めてプロフィールに設定しましょう。


この4つのポイントを意識しながらプロフィールをつくれば、ペルソナやフォロワーになりうるユーザーに興味・関心を寄せてもらえる上質なプロフィールに仕上げることができます。参考にしながらプロフィールづくりに取り組んでみてください。

プロフィールをおしゃれにしたい!最適なプロフィール写真は?

プロフィールにはテキスト情報だけでなく、ビジュアル情報も入れることができます。それはプロフィール写真のことです。

本来ならプロフィール写真は、自分自身の写真にすることがおすすめです。そのほうが、ペルソナやフォロワーになりうるユーザーに、自分がどういう人なのかイメージしてもらいやすくなるからです。

ですが、どうしても自分の写真は載せたくない場合は、イラスト化した自分の顔など、何かしらのプロフィール写真でもOKです。

プロフィール写真は必ずしも自分の顔でなくても問題ありません。ご自身の判断で満足できるプロフィール写真を設定しましょう。

プロフィールづくりの注意点

プロフィールづくりでは、あらかじめ注意しておきたいこともあります。

ビジネス色が強い表現を控える

プロフィールでビジネス色が強い表現を使うと、ペルソナやフォロワーになりうるユーザーに「商品をすすめられるのでは?」「何か売られるのでは?」と思われてしまいます。第一印象でそう思われると、そのさきにつなげることができなくなります。

たとえば「○○の商品の愛用者を増やしたい」「○○の商品をすすめたい」というあからさまな表現や、「○○のコンサルをしています」という表現は、なるべく控えることがおすすめ。プロフィール文のニュアンスには細心の注意を払いましょう。

絵文字を使いすぎない

プロフィールには絵文字を入れることができます。絵文字を入れると見栄えが良くなるため、つい使いすぎてしまう方は多いです。

しかし絵文字を多用するとプロフィールが見づらくなります。プロフィールは第一印象を左右する部分です。

そこで見づらいという印象を与えると、アカウントを訪れた人たちが離脱してしまう可能性が高くなります。

自分が何者なのか、どういうことをしているのか、わかりやすく伝えるためにも、絵文字の使いすぎには注意しましょう。

卑猥な言葉や攻撃的な言葉を使わない

これは当然のことですが、プロフィールで卑猥な言葉や攻撃的な言葉を使ってはいけません。あなたのアカウントを訪れた人たちの印象が悪くなるからです。

ペルソナやフォロワーになりうるユーザーを不快にさせて、支持を獲得することができるでしょうか。基本的にそんなことはないはずです。

プロフィールのクオリティーを高くするためにも、卑猥な言葉や攻撃的な言葉は使わないようにしましょう。

プロフィールが魅力的なアカウント事例

ここからはプロフィールが魅力的なアカウントをご紹介します。ぜひプロフィールづくりの参考にしてみましょう。

kkyy0614

吉田インスタアカウント

アカウント:kkyy0614
kkyy0614さんは、プロフィールで過去のことから現在のことまで簡単にわかりやすく紹介しています。

消防士から経営者になった経緯に興味・関心を寄せてもらう。そして最終的にYou tubeを閲覧してもらう。kkyy0614さんのプロフィールには、このような流れができています。

フォローする人たちは、kkyy0614さんの今までのストーリーに共感し、kkyy0614さんから何かを学びたいと考えているとイメージできます。

まとめ

上質なプロフィールをつくれれば、狙ったユーザー層から興味・関心を寄せてもらいやすくなります。最終的にはそのユーザーたちからフォローしてもらえることも期待できるでしょう。

ぜひ今回ご紹介してきたことを参考にしながら、集めたい層に対して効果的な訴求ができるプロフィールづくりに取り組んでいってみてください。